編集中になぜかパソコン（ソフトウェア）がフリーズ・強制終了します

A: 動画編集やDVD変換（エンコード）はパソコンの性能を大きく必要としますので、通常の利用では起こらないソフト的・ハード的なエラーが発生することがあります。パソコンのハードウェアやソフトウェアに問題がある可能性が高く、原因の特定は難しいです。対処法としては、パソコンやソフトの変更、再インストール、部品交換などが考えられます。

After Effectsの編集中にフリーズや強制終了が発生する場合、いくつかの原因が考えられます。以下の方法で問題を解決できるか試してみてください。

1. システム要件の確認
   After Effectsは高いパフォーマンスを要求するソフトウェアです。お使いのPCがソフトウェアのシステム要件を満たしているかを確認してください。特に、メモリ（RAM）が推奨値に達しているか、グラフィックカードのドライバが最新かを確認することが重要です。
2. メモリとキャッシュの管理
   フリーズの原因はメモリ不足の可能性があります。After Effectsのメモリとキャッシュ設定を確認して、キャッシュのクリアを行うことで改善する場合があります。設定方法は以下の通りです：
   • 「編集」>「環境設定」>「メモリ & キャッシュ」で、キャッシュをクリアします。
   • 「ディスクキャッシュ」を無効化することも試してみてください。
3. プロジェクトサイズの縮小
   複雑で大きなプロジェクトが原因でフリーズすることがあります。レイヤーやエフェクトの数を減らす、もしくはファイルを分割して小さなプロジェクトごとに作業することでパフォーマンスが向上することがあります。
4. GPU設定の確認
   After Effectsの設定で、GPUアクセラレーションが有効になっているか確認してください。一部のシステムでは、GPUが適切に動作しないことが原因でクラッシュやフリーズが発生することがあります。以下の手順で確認できます：
   • 「ファイル」>「プロジェクト設定」>「ビデオレンダリング & 効果」から、GPUの設定を変更してみてください。ソフトウェアレンダリングに切り替えることも一つの対策です。
5. プラグインの確認
   使用しているサードパーティ製のプラグインがAfter Effectsと互換性がない、または最新バージョンに対応していない場合、フリーズやクラッシュの原因になることがあります。全てのプラグインが最新か、不要なプラグインを無効化して問題が解決するか確認してください。
6. After Effectsの再インストール
   ソフトウェア自体に問題がある可能性もあります。Adobe Creative Cloudデスクトップアプリを使って、After Effectsをアンインストールし、再インストールを試してみてください。
7. ハードウェアドライバの更新
   グラフィックカードやその他のハードウェアドライバが最新であることを確認しましょう。ドライバが古いと、パフォーマンスに問題が出ることがあります。
8. システムの温度確認
   作業中にパソコンが過熱している場合、フリーズや強制終了の原因になることがあります。作業中の温度を確認し、必要であれば冷却システムの改善を検討してください。

これらの対策を試しても問題が解決しない場合、Adobeのサポートに連絡してさらなるトラブルシューティングを行うことをおすすめします。