BGMの調整
BGMファイルの挿入
ドラッグしてBGMを読み込みます
BGMファイルも写真ファイルなどと読み込み方法は同じです。お好みのBGMファイルを選択し、プロジェクトパネル内にドラッグして挿入します。
BGMを本編に挿入します
出力(4:3)や出力(16:9)等のコンポジションに切り替え(タブを選択)、タイムラインの中にBGMファイルをドラッグして放り込みます。
基本的にはこれだけでBGMファイルの挿入が出来ます。
フェードイン&アウトの調整
プリセットファイルで簡単調整
NONNOFILMでは、プロフィールムービーの編集を簡単にするアニメーションプリセットファイルをご用意しています。BGMのフェード処理も、プリセットファイルをBGMに適用するだけなので、とっても簡単です。
製品版をご利用中のお客様は、プリセットダウンロードが可能です。

プリセットを適用します
ご自身で音量にキーフレームを打ってフェードの調整を行うことも可能です。プリセットファイルをお使いの方は[BGMの調整]プリセット内からお好みのものを適用すると簡単です。このプリセットではBGMの長さに合わせて自動的にボリュームの調整が行われます。
BGMの長さを調整します
BGMの端をドラッグすることで長さ(デュレーション)の調整が可能です。お好みの長さに調整します。
複数のBGMを組み合わせて配置する
BGMは複数挿入することも可能です
追加して挿入することでBGMを複数挿入する事もできます。フェードの処理と長さの調整を行った後、自然なつながり方やタイミングになるように調整を行います。
スクリプトファイルを使ったフェード効果の挿入方法
基本的にはここまで紹介したプリセットファイルを活用した方法で、フェード効果の適用が可能です。
スクリプトファイルを利用して編集を行っている方は、スクリプトファイルのメニューからもフェード効果を挿入することができます。

BGMファイルを選択して、「フェードイン」「フェードアウト」「クロスフェード」のいずれかを選択してフェード効果を適用してください。

最初にBGMファイルを選択してから、フェード効果の適用を行う必要があるので注意しましょう。
スクリプトファイルでもプリセットファイルでもフェード効果は同じ
どちらのファイルを利用してフェード効果を追加しても、結果は同じになります。ここまでの編集で利用してきたファイルをそのまま活用して、お好きな方でフェード効果を適用してください。

どの方法でフェード効果を付けても、結果は同じですよ。
自分でフェード効果を作成して適用する
BGMに対するフェード効果は自分でキーフレームを打って作成することもできます。
キーフレームの挿入方法については以下を参考にすることができます。詳しい操作についてはAfterEffectsの公式マニュアルを参考にしてください。
ステップ 1: BGMファイルを準備する
- After Effectsを起動し、新規プロジェクトを作成します。
- コンポジションを作成し、BGMの音楽ファイルをプロジェクトにインポートします。
- 音楽ファイルをタイムラインにドラッグ&ドロップし、BGMレイヤーを作成します。
ステップ 2: オーディオレベルのプロパティを表示する
- タイムラインで、BGMレイヤーを選択します。
- キーボードの「L」を2回押すと、**オーディオレベル(Audio Levels)**のプロパティが表示されます。このプロパティで音量を調整します。
ステップ 3: フェードイン効果を作成する
- フェードインを開始したい位置に再生ヘッドを移動します。
- オーディオレベルの値を「-48dB」などの低い数値に設定し、左側のストップウォッチアイコンをクリックしてキーフレームを追加します(音量を0にするためには、極端に低い数値に設定します)。
- フェードインを終了させたい位置に再生ヘッドを移動し、オーディオレベルを「0dB」に設定します。これで音楽が徐々に大きくなるフェードイン効果が完成します。
ステップ 4: フェードアウト効果を作成する
- フェードアウトを開始したい位置に再生ヘッドを移動し、オーディオレベルが「0dB」の状態でキーフレームを追加します。
- フェードアウトを終了させたい位置に再生ヘッドを移動し、オーディオレベルを「-48dB」などの低い数値に設定します。これで音楽が徐々に消えるフェードアウト効果が完成します。
ステップ 5: 効果を確認する
- スペースバーを押してプレビューし、BGMのフェードイン・フェードアウトの効果を確認します。
- キーフレームの位置を調整することで、フェードの速さを変更できます。
ポイント
- キーフレームの間隔を広げるとゆっくりとしたフェード、狭くすると素早いフェードが作成されます。
- 音量を徐々に上げ下げする際、自然なフェードにしたい場合は、キーフレームを右クリックして「イージーイーズ」を適用すると、音の変化が滑らかになります。
- フェードアウト時に音楽が切れないように、最後のキーフレームの位置を確認して、終了部分で音が完全に消えるように調整しましょう。
Posted by nonnofilm on 2024年10月8日
カテゴリー: AfterEffectsとテンプレートの使い方