縦型写真の調整

プリセットファイルもしくはスクリプトファイルをダウンロード

縦型写真を画面サイズにフィットさせたり、ズーム設定を加えたりといった調整を行う場合、通常はAfterEffectsの標準機能を使って、自分で編集を行う必要が生じます。

しかし初心者の方には難しい操作になる為、編集操作をドラッグ＆ドロップやクリックだけで適用することができるNONNOFILMオリジナルファイルを提供しています。

まだダウンロードを行われていない方は、以下のページからスクリプトファイルもしくはプリセットファイルをダウンロードしてきましょう。

どちらも同じような結果を得ることができますが、一括処理に強いのはスクリプトファイルの方になります。お好みでお好きな方をご利用頂けますが、どちらのファイルもあると便利です。

プリセットファイルを使った縦型写真の調整

画面の上下に合わせてサイズ調整をします

ご自身で写真サイズをドラッグして調整することも可能です。プリセットファイルをお使いの方は[縦型サイズズーム]プリセットを適用します。このプリセットでは写真サイズが自動的に画面の高さに合わせて調整されます。ズームが必要な場合は[サイズの変化量]の項目からズームを加えることも出来ます。枠が挿入されている場合は、枠のサイズも写真のサイズに合わせて調整します。

スペースを全て使って表示させる方法

画面いっぱいにサイズを調整します

縦型写真のサイズを画面いっぱいに表示されるように調整します。ご自身で写真サイズを自由に調整することも可能です。
プリセットファイルをお使いの方は[全画面サイズズーム]プリセットを適用することで簡単にサイズ調整が可能です。画面サイズをいっぱいに使って写真を表示させることで、
余白のない編集を行うことが出来ます。

位置をアニメーションさせて写真の全体像をみせる

縦型写真を画面いっぱいに拡大した場合、足元が映らないなど、写真の一部分が見えなくなります。この場合、足元から顔へなどのアニメーションを加えることで写真全体を見せることが可能です。
ご自身で位置にキーフレームを打って動かすことも可能です。NONNOFILMのプリセットを活用される場合は[パンを追加 (位置の移動) ]プリセットを適用します。[上下の移動量]の値をお好みで調整することで位置アニメーションを追加できます。

複数の写真を組み合わせて配置する方法

自由に写真を配置します

写真差し替え用のスペースはあくまでも「スペース」として用意されているものですので、一枚だけではなく、複数の写真を挿入したり、動画を挿入したりといった事も可能です。
縦型の写真を配置する場合に問題となる余白スペースに、さらに別の写真を追加することで、縦型の写真を活かしながら余白のない編集を行うことも出来ます。

動画で少しだけ見てみる

「横長の映像比率」が、DVDやBlu-rayなどの規格として予め定められています。映像は横長と規格上の制約がありますので、写真差し替えようスペースも基本的に横長の比率に合わせられています。そのため縦型写真を挿入する場合どうしても余白が生じてしまいますが、編集方法によっては余白をなくしたり目立たなくしたり、調整を行うことも出来ます。

スクリプトファイルを使った縦型写真の調整方法

スクリプトファイルを使って縦型写真に対してできる調整は、画面サイズにフィットさせることと、ズームです。

縦型写真を画面サイズにフィットさせる

縦型写真を画面内に挿入したとき、問題になるのが画面サイズの違いです。

結婚披露宴で上映するムービーは16：9もしくは4：3比率の横長の動画となり、スマホで主流の縦型写真や縦型動画とはレイアウトが全く異なります。

縦型写真を画面サイズにフィットさせるためには、「縦型にフィット」「横型にフィット」のボタンを利用します。

縦型写真にズームを適用する

縦型写真へのズーム適用も、横型写真と同じです。

倍率をパーセントで指定してから、「ズームインを追加」もしくは「ズームアウトを追加」から、ズームを適用します。

複数レイアウトがおすすめ

縦型写真は、横型の画面内で複数枚レイアウトできるという点でメリットがあります。

披露宴内のスクリーンは横型のものなので、横型のムービーサイズに合わせて上手にレイアウトを作成してください。