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エンドロールで使える締めの言葉

結婚式の披露宴を締めくくる大切な演出の一つがエンドロールムービーです。ゲストへの感謝の気持ちを伝えるだけでなく、結婚式全体の余韻を深め、感動的なフィナーレを飾る役割を担っています。特に、エンドロールの最後に表示される「締めの言葉」は、新郎新婦の想いをゲストに届ける重要なメッセージとなります。この記事では、エンドロールで使える締めの言葉の選び方から、感動的な演出のコツまで、プロの視点から詳しく解説します。

エンドロールの締めの言葉は、単なる形式的な挨拶ではありません。ゲストへの心からの感謝、そしてこれからの二人の未来への抱負を伝える、結婚式全体の集大成とも言えるメッセージです。言葉選びに時間をかけ、お二人らしい温かいメッセージを届けましょう。

結婚式エンドロールの基本構成と締めの言葉の重要性

結婚式のエンドロールは、一般的に以下の構成で進行します。締めの言葉は、この流れの最終盤に位置し、披露宴の感動を最高潮に高める役割を果たします。

  • オープニング(冒頭の挨拶):ゲストへの歓迎と感謝の短いメッセージ。
  • ゲスト紹介パート:参列者一人ひとりの名前や写真、個別のメッセージを表示。
  • 締めの言葉(エンディング):新郎新婦からの全体への感謝と今後の抱負。
  • 新郎新婦の名前・日付:シンプルに結婚の事実を記す。

エンドロールの長さは5分程度、BGM1曲分が目安とされており、コメントは簡潔にまとめることが推奨されています。

新郎新婦が退場した後、会場が暗くなりスクリーンに注目が集まるこの瞬間は、ゲストに心からの感謝を伝え、結婚式全体を美しい形で締めくくる絶好のチャンスです。

エンドロールで使える締めの言葉のパターンと例文

エンドロールの締めの言葉には、いくつかのパターンがあります。お二人の個性や伝えたいメッセージに合わせて選びましょう。

1. 感謝の気持ちを伝える定番メッセージ

最も一般的で、ゲストへの心からの感謝を伝えるメッセージです。披露宴の謝辞と共通する部分も多く、素直な気持ちを込めることが大切です。

  • 本日はお忙しい中、私たちの結婚式にご出席くださり、誠にありがとうございました。
  • 皆様からの温かい祝福に、心より感謝申し上げます。
  • この感動を忘れずに、二人で力を合わせ、幸せな家庭を築いていきます。
  • 未熟な二人ではございますが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
  • 皆様のおかげで、最高の一日になりました。本当にありがとうございました。
先生の見解

感謝の言葉は、具体的なエピソードを少し加えることで、より心に響くメッセージになります。例えば、「遠方から駆けつけてくれてありがとう」など、ゲストの顔を思い浮かべてみましょう。

2. 未来への抱負を伝えるメッセージ

感謝とともに、これからの二人の歩みや家庭への想いを伝えることで、より前向きで感動的な締めくくりになります。

  • これからも二人で支え合い、笑顔あふれる家庭を築いていきます。
  • 今日のかけがえのない素晴らしい日を忘れずに、二人で力を合わせて楽しい家庭を築いていきます。
  • 皆様への感謝を胸に、これからも二人で手を取り合って歩んでまいります。
  • 末永くお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。

3. シンプルでスタイリッシュなタイトル形式

感謝のメッセージと組み合わせて、または単独で、映画のエンドロールのようにシンプルに締めくくるパターンも人気です。特に英語を用いると、おしゃれで洗練された印象を与えます。

  • Fin. (終わり)
  • The End
  • Thank You for Coming. (ご来場ありがとうございました)
  • Special Thanks. (特別な感謝を込めて)
  • 〇〇〇〇/〇〇/〇〇 Groom 〇〇 Bride 〇〇 (日付と新郎新婦の名前)
  • Forever starts today. (永遠が今日から始まる)
  • Love is in the air. (愛があふれている)
新郎新婦吹き出し左側用アイコン

英語のメッセージは、短くても意味が伝わりやすいフレーズを選ぶのがポイントです。ゲスト全員が理解できるかどうかも考慮し、デザイン性と伝わりやすさのバランスを取りましょう。

英語表現については、こちらの記事も参考にしてください。

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締めの言葉を作成する際のポイントと注意点

エンドロールの締めの言葉は、ゲストの心に残る大切なメッセージです。以下のポイントに注意して作成しましょう。

1. 忌み言葉・重ね言葉を避ける

結婚式では、「別れる」「切れる」「終わる」といった忌み言葉や、「重ね重ね」「度々」といった重ね言葉は避けるのがマナーです。ゲストに不快な思いをさせないよう、言葉選びには細心の注意を払いましょう。

2. 句読点を使わない

「お祝い事に終止符を打たない」という日本の慣習から、結婚式のメッセージでは句読点(、や。)を使わないのが一般的です。代わりにスペースや改行を効果的に使い、読みやすく工夫しましょう。

3. 文字数と表示時間を考慮する

エンドロールの締めの言葉は、長すぎるとゲストが読みきれなかったり、映像全体のテンポが悪くなったりする可能性があります。簡潔に、しかし心を込めて伝えることを意識しましょう。映像のスピードに合わせて、適切な文字量を調整することが重要です。

4. 撮って出しエンドロールの場合

「撮って出しエンドロール」は、結婚式当日の映像をその場で編集し、披露宴の最後に上映する人気の演出です。この場合、締めの言葉はシンプルに「本日はありがとうございました」や「新郎新婦の名前と日付」のみにするケースも多く見られます。当日の感動をそのまま伝えるため、凝ったメッセージよりも、ストレートな感謝が伝わる言葉が好まれます。

撮って出しエンドロールは、当日の感動をリアルタイムで共有できるのが最大の魅力です。締めの言葉も、その感動を邪魔しないよう、シンプルかつ力強いメッセージを心がけましょう。

5. ゲストへの個別メッセージとのバランス

エンドロールでは、ゲスト一人ひとりへの個別メッセージを挿入することも可能です。締めの言葉は全体へのメッセージとなるため、個別メッセージとの内容の重複を避け、全体としてバランスの取れた構成にすることが大切です。

エンドロールのコメント作成全般については、以下の記事も参考にしてください。

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エンドロールの締めの言葉が結婚式を締めくくる

結婚式のエンドロールは、披露宴の感動的な締めくくりを演出する重要な要素です。特に、最後の締めの言葉は、新郎新婦からゲストへの感謝の気持ちを伝えるだけでなく、結婚式全体の余韻を深め、心に残る一日を印象付ける役割を担います。

実際に、エンドロールの締めの言葉が適切に選ばれ、感動的に上映された際には、会場全体から温かい拍手が沸き起こることも珍しくありません。 これは、新郎新婦の感謝の気持ちがゲストにしっかりと届いた証拠であり、結婚式が成功裏に終わったことを象徴する瞬間でもあります。

締めの言葉を考える際には、形式にとらわれすぎず、お二人の素直な感謝の気持ちを言葉にすることが最も大切です。 「本当にありがとう」というシンプルな一言でも、心を込めて伝えれば、その想いは必ずゲストに届きます。

締めの言葉のポイント 具体的なアドバイス
感謝の気持ち ゲストへの心からの「ありがとう」を伝える。具体的なエピソードを添えるとより伝わる。
未来への抱負 これからの二人の生活や家庭への想いを簡潔に述べる。
シンプルさ 長文は避け、短くても心に響く言葉を選ぶ。
視認性 フォントや文字の色、サイズ、表示スピードに配慮し、読みやすさを最優先する。
忌み言葉回避 結婚式にふさわしくない言葉は避ける。

エンドロールの締めの言葉は、お二人の結婚式が最高の一日であったことをゲストの心に刻む、最後のメッセージです。ぜひ、ゲストの皆様の顔を思い浮かべながら、心を込めた最高の締めの言葉を見つけてください。素敵な結婚式になりますように。

Posted by nonnofilm on 2025年6月27日