エンドロールでよく使われるコメント例文
結婚式の締めくくりとしてもはや定番となったエンドロールですが、実際に自分で手作りしてみるとどんなコメントや順番で作ればよいのか迷いますよね・・・。こちらのページでは過去にNONNOFILMへご依頼頂いたたくさんのお客様たちから統計的に見て取れる、定番やスタンダードなコメントについてご紹介させて頂きます。
エンドロールに必要なコメントの種類
結婚式のエンドロールでは、冒頭のあいさつ文から始まり、本編をスライドショーとクレジット一覧のエンドロールで作り、最後にあいさつ文で締めくくるというのが一般的な構成です。このもっともスタンダードな構成でいくのであれば、以下の3点のコメントが最低でも必要です。
- ムービー冒頭の挨拶コメント
- ゲスト一人一人にコメントを伝えるのであれば、そのゲストへのコメント
- ムービー締めくくりのコメント
それぞれのコメントを掘り下げて例文と共に見ていきたいと思います。
エンドロール冒頭の挨拶コメント例
エンドロールの冒頭部分は、進行上結婚式の終わりを構成する部分です。終わり部分なので、ゲストへの感謝を伝えるコメントであることが一般的です。もしくは、「Specia Thanks」「新郎○○&新婦○○」といったコメントというよりかは、タイトルに近い形でエンドロールを始められる方もおられます。また、結婚式の締めくくり方として、明るく元気な感じでハッピー感たっぷりで終わりたいのか、落ち着いてしっとりとした雰囲気で感動の締めくくりをしたいのかによっても、選ばれるコメントの種類は変わってきます。
タイトル風のコメントで始める場合の例文
- Special Thanks
- Thank you for coming
- Thank you for sharing our special day
- 新郎○○ & 新婦○○ ○○○○年○月○日
感謝のコメントで始める場合の例文
- 本日はお忙しい中ご出席くださり、誠にありがとうございました
まだまだ未熟な二人ではございますが、これから二人で力を合わせて幸せな家庭を築いていきます - 本日は私たちの結婚披露宴にご参列頂き、誠にありがとうございました。
皆様から頂いた温かい祝福を胸に、温かな家庭を築いていきます - 今日の良き日を迎えられたこと、一重に皆様のおかげと心より感謝申し上げます。
まだまだ未熟な私共ではございますが、引き続き末永くお付き合い頂きます様、お願い申し上げます - 今日皆様に祝福して頂けた事、心から幸せに感じています。
本日はご出席頂き誠にありがとうございました。 - 本日は私たちの為にお時間を割いてご出席頂き、誠にありがとうございました。
人生最高の思い出となる今日この日を皆様と共に迎えられたこと、心より感謝いたします。
エンドロール本編で、ゲストに伝えるコメントの例文
エンドロールのコメントをゲストそれぞれに添える場合、相手側の立場と関係性によってもメッセージが大きく変わってきます。また、明るくフランクな披露宴なのか、感動的で荘厳さと権威のある披露宴にしたいのかなどなど、どんな披露宴にしたいのか?によっても、メッセージの方向性は変わってくるところです。
また、披露宴の方向性と合致していることも大切ですが、メッセージを伝えられた方の尊厳や自尊心に対して傷が付くようなコメントは当然避けるべきです。ウケを狙いすぎて、内輪ネタすぎて、痛い感じになってしまっているケースもしばしばありますので、会場にいるゲスト全員がしっかりと見届けられるコメントを考えるべきでしょう。
会社関係のゲストへ添えるメッセージ
上司や先輩など、ある程度の距離感がある場合は無難なコメントが選ばれる事が多いようです。「一言である」ことも見やすくするコツです。
- 遠方からのご出席ありがとうございました
- ご祝辞をありがとうございました
- 乾杯音頭ありがとうございました
- いつも親切丁寧にご指導頂きありがとうございます
- 先輩は僕の(私の)憧れです
- お忙しい中お時間を割いて頂きありがとうございました
- 同期の皆これからもよろしく
- 余興ありがとうございました サイコーでした
友人関係のゲストへ添えるメッセージ
友人関係となると、基本はフランクなメッセージが多いですが、あまり内輪ネタ過ぎるとシラけることもしばしばなので、他のゲストが新郎新婦との関係性を理解できるようなコメントが好ましいかもしれません。しかし、他人宛のコメントというのは基本ゲストはあまり見ておらず、コメントではなく写真に視線が集中するため、それほど気を使わずピンポイントで感謝を伝えたいその人にだけ伝わるメッセージでも全く問題ありません。
- 今度またバーベキューに行こう
- 今日の余興はばっちりだったよ
- いつも遊んでくれてありがとう これからもよろしくね
- 今年の夏こそあの企画を実現しよう
- 次は○○の番かな!?期待してるぜぃ笑
- 小さい頃からずっと一緒 これからもきっと一緒だね笑
- また今度旅行に行こうね
- スピーチは緊張した?笑 本当ありがとね
- あなた今恋してますね その人この会場にいますね!?
- 少し痩せた?うーん・・・
- 大切な友達
- 飲酒運転ダメ・ゼッタイ
- 酒は飲んでも飲まれるな
親族関係のゲストへ添えるメッセージ
こちらも会社関係と同様、失礼の無いように無難なコメントが多く選ばれます。出席への感謝がもっとも無難です。さらに思い出を含めた感謝が出来ると、より心に届きやすくなります。
- 本日は遠方よりお越し頂き、誠にありがとうございました
- 頂いた祝福の言葉の数々、心より感謝致します
- お忙しいところご出席頂き、誠にありがとうございました
- これからお二人のように幸せな家庭を築いていきます
- 未熟な私たちですが、引き続きよろしくお願いいたします
- いつも親切にご指導頂き、ありがとうございます
- お体大切にされてください
- 小さな頃に手伝った田植え、今も懐かしく思い出します
- おばあちゃんの作ったお餅は、今も一番おいしいです
家族へのメッセージ
今までの感謝やこれからの未来像、抱負といったものを伝えるのが一般的です。共通の思い出について触れたメッセージなどもよく用いられます。
- 今まで大切に育ててくれて本当にありがとう
今までも幸せだったけど、これからもっともっと幸せになります - ここまで育ててくれてありがとう
厳しくも温かかった二人の愛情に心から感謝しています - お父さんお母さん、産んでくれてありがとう
私もお母さんみたいになれるかな - いつか越えてみたいと思っているけど、永遠に越えられないかも
親父いつまでも元気で! - 反抗期もじっと耐えて育ててくれてありがとう
お袋の偉大さを改めて感じています - 兄貴にはいつも生意気いってすまん
尊敬しているぜぃ - 小さい頃からずっと一緒だったから、初めて離れ離れだね
ずっと家族だよ
エンドロールの締めくくりのコメント
エンドロールを上映するタイミングにもよりますが、基本的には本当に結婚式の最後の最後を締めくくるメッセージであるケースが多いかと思います。ここまでで既に何度も感謝の言葉を述べているわけですが、改めて最大級の感謝の言葉を連ねるのがおススメです。また、単に名前と日付の表記だけで締めくくるというパターンもしばしば用いられます。エンドロール全体の時間なども含めつつ、選ばれると良いでしょう。
コメントは入れずタイトルのような表記のみで締めくくる場合
- 新郎○○ 新婦○○
○○○○年 ○月 ○日 - こころからの感謝を込めて
新郎○○ 新婦○○ - Thank you
新郎○○ 新婦○○ - THE END
新郎○○ 新婦○○
メッセージで締めくくる場合
基本的にはエンドロール冒頭のメッセージと同様の考え方で良いですが、「本当にありがとうございました」の一文が文末くるという点で若干、冒頭のメッセージと異なります。
以下のコメントに続けて、「新郎○○ 新婦○○」や「○○○○年○月○日」といった表記を組み合わせて表記するのがもっとも一般的です。
- まだまだ未熟な二人ではございますが、これから二人で力を合わせて幸せな家庭を築いていきます
本日はお忙しい中ご出席くださり、誠にありがとうございました
新郎○○ 新婦○○ ○○○○年○月○日 - 皆様から頂いた温かい祝福を胸に、温かな家庭を築いていきます
本日は私たちの結婚披露宴にご参列頂き、誠にありがとうございました。
新郎○○ 新婦○○ ○○○○年○月○日 - 今日の良き日を迎えられたこと、一重に皆様のおかげと心より感謝申し上げます。
まだまだ未熟な私共ではございますが、引き続き末永くお付き合い頂きます様、お願い申し上げます
新郎○○ 新婦○○ ○○○○年○月○日 - 今日皆様に祝福して頂けた事、心から幸せに感じています。
本日はご出席頂き誠にありがとうございました。
新郎○○ 新婦○○ ○○○○年○月○日 - 人生最高の思い出となる今日この日を皆様と共に迎えられたこと、心より感謝いたします。
本日は私たちの為にお時間を割いてご出席頂き、誠にありがとうございました。
新郎○○ 新婦○○ ○○○○年○月○日
一人一人へコメントを添えないというケースも多いです
一人ひとりのゲストへ、もしくはグループ単位に分けてメッセージを伝えることにした場合、実際にメッセージを考え出すととてつもない時間になります。結婚式の準備と言うと当然エンドロール以外にもまだまだたくさんやらなくてはならないことがありますので、「エンドロールはシンプルに名前のクレジット一覧で冒頭と締めくくりの挨拶コメントのみ」というのも、実際にはかなり多いように感じます。自分たちに残されている結婚式の準備期間があとどれくらいあるのかで、実際にエンドロールのメッセージをどの程度入れるのか、考えられるとよいかも知れません。
Posted by nonnofilm on 2017年12月31日
カテゴリー: 結婚式エンドロール コメント
タグ: