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プロフィールムービーで縦写真を使うときの上手な見せ方

結婚式のプロフィールムービーを作るときに縦型の写真も中に入れて紹介したいという新郎新婦様も多いのではないでしょうか?記念写真として撮影する写真では横型で撮影される写真よりも、全身がしっかりと写るように縦型で撮影されていることが多いです。きっとみなさんがプロフィールムービーの中で利用したい写真にも縦型の写真が入っているのではないでしょうか?

プロフィールムービーはDVDで上映しますが、DVDは横長の規格しか存在しないので写真も横長が基本ではありますが、縦長の写真も工夫次第で利用する事が可能です。

縦型の写真をプロフィールムービーの中で使うときの見せ方のポイントについてみていきましょう。

プロフィールムービーで縦写真を使うときの上手な見せ方

プロフィールムービーの中で使う写真はもう決められましたか?

今絶賛写真探し中で、縦型写真を使うべきかどうかで迷っているという方も多いかもしれません。プロフィールムービーの制作を業者に依頼する場合などにも、横型の写真を選ぶように推奨されているということで、縦写真を使ってもいいのか悩んでいるという方もおられます。

スマホが普及した最近は縦方向の写真の方がむしろ多くなってきているかもしれませんが、ムービーとしてスクリーンで見る場合にはムービーの規格に配慮した写真選びがどうしても必要になってきます。

しかしどうしても縦方向の写真を使いたい・・・。縦写真の良い点や悪い点、そして悪い点をカバーして見せる方法などを見ていきましょう。

プロフィールムービーは横長が基本

結婚式で上映するプロフィールムービーは披露宴会場のスクリーンにDVDで上映するという方が大半かと思います。プロフィールムービーはスマホで配信して皆に見せるという事も、コロナウィルスで外出自粛中の期間ならあり得るかもしれませんが、通常の結婚式ではスマホで見ることはありませんよね。

披露宴会場のスクリーンでDVDを使って上映する場合、映像そのものの縦方向横方向の画面比率が規格として定められています。
DVDは横方向が4そして縦方向が3となる4:3の比率と、横が16に対して縦が9となる比率の16:9の2種類の比率しか規格上存在しません。

4:3と16:9どちらも横方向の比率の方が長くなっている事は理解できるかと思います。

つまり結婚式会場で上映するプロフィールムービーの映像の規格は、横長であることが元々決まっています。これはDVDや会場に設置されている全てのスクリーンで同じです。

そのためプロフィールムービーの横長の映像規格に対しては、やはり横長の写真の方が相性がとても良いのが実際の所です。

でも・・どうしても縦写真を使いたいですよね。縦写真を使う場合の見え方や、編集方法を理解して使えば縦写真も問題なく利用する事が出来ます。

横スクリーンでの縦型写真の見え方

横スクリーンに対して縦写真を挿入すると、以下のようにどうしても左右に隙間が出来てしまいます。よく台風や突風が発生した時などにテレビに視聴者から投稿されるスマホの縦型映像が出てくることがありますが、あれは横長のテレビの中央付近に縦長の小さい動画が表示されていて、とても見づらいと感じられた経験は誰しもがあるのではないでしょうか?

横スクリーンに対して縦型の写真をそのまま配置すると、左右に余白が出来て画面の大部分が無駄になります。写真も小さく表示されます。

横画面に対して縦写真をアップして画面いっぱいに使うという方法もあります。しかしこの場合、縦写真の一部分しか表示できずに切れてしまいます。

縦写真を横長のプロフィールムービーにそのまま使う場合、このような2パターンの表示のどちらかになるのが一般的です。しかし工夫をすると縦写真ももっと上手に見せることが出来るようになります。

縦写真を上手に見せるコツ

縦写真を使う場合でも、横長のムービー内で上手に見せることが出来ます。いくつか例を見てみましょう。

例えばこちらのパターンでは、縦写真を画面の横に配置して、出来た余白のスペースにさらに別の写真を組み合わせて表示することで隙間をなくしています。縦写真を使いながら、同時に複数枚の写真を見せることが出来る上手な編集方法の例です。

さらに別の方法として、アニメーションを組み合わせて見せるという方法もあります。例えば人物が写っている縦写真であれば、先に足を映してからパン&ズームの編集機能を使って徐々に移動させて、顔まで移すことで体全体を見せるという方法です。アニメーションを使うことで、縦写真の全景を見せることも出来ます。

さらに追加すると、引きと寄りの2パターンの見せ方を組み合わせる事でも縦写真を上手に違和感なく見せることも出来ます。アニメーションを使って見せる手法と似てはいますが、途中で同じ写真の別アングルをもう1カット入れ込むことで、スムーズに縦写真全体を見せることが出来ます。

これらの縦写真の見せ方は、同時に複数の写真を配置して編集出来る機能や、写真に対して自由なアニメーションを加えることが出来る機能が編集ソフト側に搭載されていることが必要になります。

自分がプロフィールムービーの制作で使っている編集ソフトがこれらの縦写真を上手に見せる編集方法をそもそも出来ないということもよくあるので、編集ソフトの機能をよく確認すると良いと思います。

横長の写真を選ぶ方がベター

縦写真を使って上手に見せる工夫した編集が出来るようであれば、縦写真を使っても特に問題なく編集が出来るはずです。

しかしプロフィールムービーを作っているソフトに縦写真を上手に見せるための機能がそもそもない場合も多いので、そういった場合にはやはり横方向の写真を選んでおく方が無難です。

結婚披露宴の会場で上映するプロフィールムービーを、現地の披露宴会場で既に見ておられるという方もおられるかもしれませんが、スクリーンからかなり遠くなる位置でプロフィールムービーを見るゲストの方も多いはずです。

家のテレビで上映しても見れる映像内の要素が、披露宴会場のスクリーンに映してみてみたら小さすぎて見えないという問題は実際によく起こる問題でもあります。

文字の大きさを家で見る時よりも少し大きめに変更しておいたり、縦写真を使うときでも会場の後方のゲストからしっかり見せるような見せ方をする必要があります。

縦写真を使うかどうかは会場で実際に見たときの見え方も考慮して決めた方がよいと思います。

縦型写真は工夫して見せればOK

縦写真は出来るだけ避けるように、そして横写真をできるだけ選ぶようにと、制作を依頼された方も自作の方も指示を受けておられる方が多いと思います。しかしそれでもやはりいい写真が縦方向の構図だったので、縦写真を使いたいというご要望をお持ちの新郎新婦様もとても多いです。

縦写真は全く使うことが出来ないという訳ではなく、工夫次第で上手に見せることも可能です。縦写真も是非プロフィールムービーの中で使っていきましょう。

縦写真も上手に使ってよいプロフィールムービーが完成するといいですね。

素敵な結婚式をお迎えください。

Posted by nonnofilm on 2020年10月8日