プロフィールムービーの締めの言葉例集
結婚式の披露宴で上映されるプロフィールムービーは、新郎新婦の生い立ちを紹介するだけでなく、ゲストへの感謝の気持ちを伝える大切なツールです。写真選びやBGM、構成など考えることは多岐にわたりますが、特に「冒頭」と「締め」のコメントや挨拶文は、ムービー全体の印象を大きく左右する重要な要素となります。
この記事では、プロフィールムービーの冒頭と締めにふさわしいコメント・挨拶文の例文を豊富にご紹介します。さらに、ムービーをより感動的で心温まるものにするための作成ポイントや、ゲストへの配慮についても詳しく解説。お二人の感謝の気持ちが最大限に伝わる、最高のプロフィールムービーを完成させるためのヒントが満載です。
プロフィールムービー全体の構成やコメントについて、さらに詳しく知りたい方は、以下のまとめ記事もぜひ参考にしてください。
プロフィールムービーの基本構成とコメントの役割
プロフィールムービーは、新郎新婦の生い立ちから出会い、そして未来への誓いをゲストに伝える大切な演出です。一般的に、以下の5つのパートで構成されます。各パートに適切なコメントを添えることで、より感動的で記憶に残るムービーに仕上がります。
- オープニング: ムービーの導入。ゲストへの歓迎と感謝を伝えます。
- 新郎の生い立ち: 新郎の誕生から現在までの歩みを紹介します。
- 新婦の生い立ち: 新婦の誕生から現在までの歩みを紹介します。
- 二人の馴れ初め: 二人の出会いから交際、プロポーズ、入籍までを紹介します。
- エンディング: ゲストへの感謝と今後の抱負を伝え、ムービーを締めくくります。
プロフィールムービーの理想的な長さは5~7分程度です。各パートのコメントは簡潔にまとめ、写真の表示時間とのバランスを考慮しましょう。長すぎるとゲストが飽きてしまう可能性があります。写真1枚あたりの表示時間は8~10秒が最適とされており、コメントは1秒あたり4文字程度、1枚につき20文字以内を目安にすると、ゲストが無理なく読み進められます。
【冒頭編】ゲストの心をつかむオープニングコメント・挨拶文
プロフィールムービーの冒頭は、ゲストが最初に目にする部分であり、これから始まるムービーへの期待感を高める大切な役割を担っています。ゲストへの歓迎と感謝の気持ちを伝えることで、ムービー全体がより丁寧で温かい印象になります。
冒頭コメント・挨拶文の重要性
プロフィールムービーの冒頭に挨拶文を挿入することで、単なる生い立ち紹介のスライドショーではなく、新郎新婦からゲストへのメッセージが込められたムービーであることを明確に示せます。これにより、ゲストはより感情移入しやすくなり、ムービーへの集中度も高まります。

冒頭の挨拶文は、ゲストへの「ようこそ」と「ありがとう」を伝える最初の機会です。ムービーの導入として、温かい雰囲気を作り出すことを意識しましょう。
ただし、冒頭の挨拶文は長すぎると、本編である生い立ち紹介に入るまでに時間がかかり、ゲストを飽きさせてしまう可能性もあります。タイトル表記とのバランスを考慮し、簡潔かつ心に響く言葉を選ぶことが大切です。
冒頭コメント・挨拶文の例文
プロフィールムービーの冒頭シーンでよく使われる挨拶文の例文をご紹介します。ムービー全体の雰囲気や、伝えたい相手に合わせて調整してみてください。
- 本日はお忙しい中ご出席いただき 誠にありがとうございます
- 本日は私どもの為にご出席くださり 誠にありがとうございます
- 今日という日を迎えられ 本当に幸せです
- 皆様への心からの感謝を込めて
- お父さんお母さん 産んでくれてありがとう
- お父さんお母さんへ 感謝を込めて
- 私たちの生い立ちを少しだけ紹介します

冒頭の挨拶文は、ゲスト全員に向けたものにするか、特定の人物(両親など)に絞るか、どちらが良いでしょうか?

ムービー全体の構成や、特に伝えたいメッセージによって使い分けましょう。ゲスト全員への感謝を伝えるのが一般的ですが、両親への特別なメッセージを冒頭に持ってくることで、感動的な導入にすることも可能です。
冒頭シーンの構成例
プロフィールムービーの冒頭シーンは、挨拶文だけでなく、タイトルや導入映像などと組み合わせて構成されます。以下に一般的な構成例を示します。
- オープニング映像(短いアニメーションや風景など)
- タイトル(例:「Our Story」「二人の軌跡」など)
- 挨拶文(ゲストへの感謝や歓迎の言葉)
- 新郎新婦の名前と日付
- 生い立ち紹介本編への移行
冒頭シーンの構成についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
プロフィールムービーは文字サイズと色に注意する
結婚式のプロフィールムービーは、新郎新婦の生い立ちや馴れ初めをゲストに紹介する大切な演出です。しかし、せっかく心を込めて作ったムービーも、文字が読みにくければ感
プロフィールムービーをコメントなしでも上手に作るコツ
結婚式の準備の中でも、特に時間と労力を要するのがプロフィールムービーの制作です。中でも、写真に添えるコメント選びは多くの新郎新婦様が頭を悩ませるポイントの一つで
冒頭シーンや締めのシーンの挨拶文を考える際にも役立つ、写真やコメントを差し替えるだけで作れるテンプレートも活用してみましょう。
【締め編】感動と感謝を伝えるエンディングコメント・挨拶文
プロフィールムービーの締めくくりは、ゲストに感謝を伝え、今後の二人の決意を示す大切な場面です。ムービーの終止感を明確にし、披露宴全体の流れをスムーズにする役割も担っています。

締めコメント・挨拶文の重要性
プロフィールムービーの最後に感謝や挨拶の言葉を表示することで、ムービー全体に明確な終止感が生まれます。ただ生い立ちを紹介してフェードアウトするだけでは、ゲストは「これで終わり?」と戸惑ってしまうかもしれません。しっかりと締めのコメントを入れることで、丁寧な印象を与え、次のプログラムへの移行もスムーズになります。

プロフィールムービーの終わりは、結婚披露宴の終わりではありません。この点を意識してコメントを考えると、ゲストへの配慮が伝わるでしょう。
また、締めの挨拶文には、今後の二人の目標や抱負などを盛り込むこともできます。ゲストへの感謝とともに、新しい生活への決意を伝えることで、より感動的な締めくくりとなるでしょう。
締めコメント・挨拶文の例文
プロフィールムービーの締めで使えるコメントや挨拶文の例をいくつかご紹介します。上映のタイミングや伝えたい内容に合わせて選びましょう。
コメントで締める場合の例
披露宴の途中で上映されることが多いプロフィールムービーでは、この後に続くプログラムへの案内を兼ねたコメントもよく使われます。
- 本日はお忙しい中ご出席くださり 誠にありがとうございます
これから二人で力を合わせて 幸せな家庭を築いていきます - 本日はお忙しい中ご出席くださり 誠にありがとうございます
引き続きどうぞお楽しみください - 皆様に支えられて今日の良き日を迎えられたこと
心より幸せに感じております - 引き続きご歓談をお楽しみください
- (中座中上映の場合)まもなく再入場となります
- (中座中上映の場合)再入場を煽るためのカウントダウンを表記する
- 未熟な二人ですが 今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします

中座中にプロフィールムービーを流す場合、ゲストに「この後どうすればいい?」と思わせないための工夫はありますか?

「引き続きご歓談をお楽しみください」や「まもなく再入場となります」といった言葉を入れることで、ゲストは安心して歓談や食事に戻ることができます。次の展開を促すメッセージは非常に有効です。
タイトル系の表記で締める場合
シンプルにムービーの終わりを示すタイトル表記も一般的です。フォントのデザインも雰囲気に合わせて選びましょう。

- 〇〇〇〇年 〇月〇日 新郎〇〇 新婦〇〇
- (日付なしで)名前&名前
- THE END
- fin
- 終わり
- おしまい
- forever love(筆記体などで雰囲気を出して)
- 心からの感謝をこめて

タイトル系の表記は、シンプルながらもムービーの「終わり」を明確に示し、洗練された印象を与えます。感謝の言葉と組み合わせるのも良いでしょう。
写真や動画で締める
テキストだけでなく、写真や動画を使って感動的に締めくくる方法もあります。

- 前撮り写真など、ビシッと決まった写真で感動的に締める。メッセージをあえて表記しなくても、写真そのものが強いメッセージ性を持つことがあります。
- 二人からのメッセージ動画を最後に挿入する。特に中座中に上映する場合、新郎新婦が不在でも直接感謝を伝えられるため、ゲストにも喜ばれます。「こんな私たちですが、どうぞよろしくお願いいたしまーーーす」といった、お二人の人柄が伝わるようなカジュアルなメッセージも人気です。
締めシーンの構成例
プロフィールムービーの締めくくり部分の構成は、上映タイミングによっても内容が変わります。披露宴のどのタイミングで上映されるかを考慮して、最適な締め方を考えましょう。

プロフィールムービーコメント作成のプロが教える秘訣と注意点
ゲストの心に響くコメントの書き方
プロフィールムービーのコメントは、単に写真の説明をするだけでなく、写真だけでは伝えきれないエピソードや感情を補足することで、ゲストの心に深く響きます。
- 具体的なエピソードを盛り込む: 幼少期の思い出、学生時代の部活動、友人とのエピソードなど、具体的な出来事をコメントにすることで、新郎新婦の人柄や成長がより鮮明に伝わります。
- 感謝の気持ちを具体的に伝える: 両親、友人、そして今日集まってくれた全てのゲストへの感謝の気持ちを、具体的なエピソードを交えて伝えることで、より感動的なムービーになります。
- ユーモアを交える: 少しの失敗談やクスッと笑えるエピソードを盛り込むことで、ゲストはより親近感を持ち、ムービーが単調になるのを防げます。
コメントを作成する際は、常に「ゲスト目線」を意識しましょう。自慢話にならないよう、ゲストが共感し、楽しめる内容を心がけることが大切です。
読みやすさを追求!文字数と表示時間の黄金比
披露宴会場では、ゲストが遠くからスクリーンを見ることも多いため、コメントの読みやすさは非常に重要です。文字数と表示時間のバランスを最適化することで、ストレスなくムービーを楽しんでもらえます。
- 最適な文字数: 映画の字幕業界では「1秒あたり4文字」が読みやすいとされています。プロフィールムービーでは、1枚の写真につき8~10秒の表示時間を考慮すると、コメントは20~30文字程度に収めるのが理想的です。
- フォントと文字色: 背景色とのコントラストがはっきりする色を選び、読みやすいゴシック体などのフォントを使用しましょう。文字の縁取りや影をつけることで、さらに視認性が向上します。
- 句読点を使わない: 結婚式のムービーでは、縁起を担ぎ句読点(、や。)を使用しないのが一般的です。読点(、)は半角スペース、句点(。)は改行で表現することで、見た目もすっきりし、読みやすさも保てます。
特に年配のゲストが多い場合は、文字サイズを大きめに設定し、表示時間を少し長めに取るなど、細やかな配慮が感動を深めるポイントになります。
プロフィールムービーに句読点はいる?いらない?
結婚式で上映するプロフィールムービーは、新郎新婦の生い立ちや馴れ初めをゲストに紹介する大切な演出です。写真に添えるコメントは、二人の想いを伝える上で非常に重要な
忌み言葉・重ね言葉を避けるマナー
結婚式というお祝いの場では、使用する言葉にもマナーがあります。ゲストに不快感を与えないよう、忌み言葉や重ね言葉は避けましょう。
| カテゴリ | 避けるべき言葉(忌み言葉・重ね言葉) | 代替表現の例 |
|---|---|---|
| 別れ・不幸 | 別れる、切れる、離れる、終わる、破れる、冷める、去る、滅びる、枯れる、病む、死ぬ、流れる、失う、忙しい | 新たな門出、新しいスタート、旅立ち |
| 再婚を連想 | 重ね重ね、度々、再び、再度、繰り返す、もう一度、再三 | ますます、いっそう、より一層 |
| その他 | ご多忙(「ご多用」が適切)、とんでもない(「恐れ入ります」など) | お忙しい中、大変恐縮ですが |
これらの言葉を避けることで、お祝いの場にふさわしい、ポジティブなメッセージを伝えることができます。
英語コメントを効果的に使う方法
プロフィールムービーに英語のコメントを取り入れることで、おしゃれで洗練された印象を与えることができます。特に国際結婚の場合や、海外からのゲストがいる場合に効果的です。
- 日本語併記の重要性: 英語に不慣れなゲストにもメッセージが伝わるよう、英語コメントの下に日本語訳を併記することをおすすめします。これにより、丁寧な印象を与え、より多くのゲストに感動を共有してもらえます。
- 短くシンプルなフレーズ: 長文の英語は読みにくいため、短くシンプルで心に響くフレーズを選びましょう。感謝の気持ちや未来への誓いを表現する言葉が人気です。
英語コメントは、ムービー全体のデザインやBGMの雰囲気に合わせてフォントを選ぶと、より一体感のある仕上がりになります。
英語の言葉で締めくくる!結婚式プロフィールムービーの締めの言葉30選
結婚式のプロフィールムービーは、新郎新婦の生い立ちから出会い、そして未来への誓いをゲストに伝える、披露宴のハイライトとなる大切な演出です。その中でも、ムービーの
BGMとコメントの調和
プロフィールムービーの感動を最大限に引き出すには、BGMとコメントの調和が不可欠です。音楽は映像の感情を増幅させる重要な要素となります。
- BGMの選曲: ムービーの各パート(生い立ち、馴れ初め、エンディング)の雰囲気に合ったBGMを選びましょう。感動的なシーンにはバラード、楽しいシーンにはアップテンポな曲など、感情に合わせた選曲が効果的です。
- コメントとBGMのタイミング: コメントが表示されるタイミングとBGMの盛り上がりを合わせることで、より印象的なシーンを作り出せます。特に感動的なメッセージを表示する際は、BGMのサビやクライマックスに合わせると良いでしょう。
- 音量の調整: BGMの音量が大きすぎるとコメントが聞き取りにくくなるため、適度な音量に調整しましょう。コメントが主役となる場面では、BGMを少し抑えるなどの工夫も必要です。
これらのポイントを押さえることで、プロフィールムービーは単なる記録映像ではなく、ゲストの心に深く刻まれる感動的な作品となるでしょう。お二人の感謝の気持ちと未来への希望が、最高の形でゲストに伝わることを願っています。
Posted by nonnofilm on 2025年6月26日
カテゴリー: プロフィールムービーですぐ使えるコメント例文集