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プロフィールムービーは文字サイズと色に注意する

結婚式のプロフィールムービーを作るときには文字の色や大きさにも注意する必要があります。

結婚式で上映するプロフィールムービーは披露宴会場のスクリーンに投影して上映するムービーのため、会場の広さとスクリーンまでの距離に応じて文字が読めなかったり見えなかったりするケースがあります。

先生の見解

文字のサイズ設定が不適切だと、披露宴会場で読めないので文字のサイズには注意しましょう。

文字の色や大きさにしっかりとこだわってプロフィールムービーを作ると、披露宴会場でも見やすい文字にすることが出来ます。

このページではプロフィールムービーを作るときに注意するべき文字のサイズや色に関してポイントをまとめてご紹介しています。

プロフィールムービーは文字サイズに注意する

例えば以下のようなプロフィールムービーなどでは文字のサイズや配置にも気を付けて作られています。

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先生の見解

こちらのプロフィールムービーは自由にダウンロードして編集できるので、文字サイズの参考例に使ってみてくださいね。

結婚式で上映するプロフィールムービーでは、スライドショーに合わせてコメントを挿入して表示するのが一般的ですが、このコメントの表示が結婚披露宴会場で見たときに小さすぎて読めなかったり、背景の色と重なってしまって識別しにくくて読めないという事が、実際に良くあります。

プロではなく自分たちで自作したというケースで、文字のサイズと色が原因で読めないという問題がよく起きています。自分たちのプロフィールムービーでは文字のサイズと色の設定が大丈夫か、今一度考えてみましょう。

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先生の見解

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コメントは見えないと意味がない

プロフィールムービーの文字に関して新郎新婦様にとって最も大きな関心がある点は、やはりコメントの内容かもしれません。

どんなコメントを考えてそれぞれの写真い添えるべきか色々と考えておられることと思います。

先生の見解

しかしプロとして数千組の映像をチェックさせて頂いた立場から申し上げると、コメントの内容だけでは不十分で大きさや色といった視認性に関係する要素もとても大切なんです。

大きさや色の設定がおかしくて視認できないケースが自作の場合には本当に多く、披露宴会場で見たときには読めない事が予想されるムービーも多々あります。

例えば以下のような小さめの文字サイズはおしゃれでかっこいいのですが、披露宴会場では読めない可能性が高いんです。

今この画像では読めていても、結婚式当日の披露宴会場ではスクリーンが遠い、小さいといった場合には読めなくなる可能性がとても高いです。

当日の会場ではこんな文字の大きさで見えているかもしれません。

どんなに良いコメントでも読めなければ意味はありませんので、多少コメントの文字数を減らしてでも披露宴会場の中でも読めることを意識したコメントの方が優れているといえるかもしれません。

先ほどのコメントを短く簡潔にすると・・・

もっと文字数を減らせそうですが、先ほどよりはかなり読みやすくなりましたね。

コメントが長くなりすぎるとサイズ的にも時間的にも読めない可能性が高くなりますので、短く簡潔にコメントをまとめるというのは本当に大切な点になります。

文字の大きさと会場での見え方

文字の大きさがどのくらいだと会場でも見やすい文字といえるでしょうか?

会場の広さも、スクリーンの大きさも、画面比率もそれぞれのケースで違いますので、このサイズ設定であれば確実に読めるというサイズの定義は残念ながらありません

動画編集ソフト内でフォントのサイズをどのサイズに指定するべきかという疑問に関しても、フォントの種類によっても見た目のサイズも変わるため、何ピクセル以上のフォントサイズを選べばよいという話も残念ながら出来ません。

しかしおおよその定義として、コメントの文字数を20文字程度でまとめつつ、セーフゾーンギリギリまでいっぱいにスペースを使い切るように配置してあげれば、大抵の会場である程度文字を識別することが出来ます。
先生の見解

文字のサイズに気を付ける時には、サイズというよりもコメントの文字数を20文字程度と考えて作れば、文字のサイズも適切になることが多いですよ。

文字数が30文字を超えてくると、1文字単位のサイズを小さくしなくてはコメントのスペースに入りきらなくなるので、披露宴会場では読めないという問題につながりやすいです。

文字数は少なければ少ないほど1文字を大きく表示できるので20文字程度のコメントを目指して考えていき、多くても30文字以内で収まりきるようにコメントを考えていくと良いでしょう。

文字サイズのまとめ

  • コメントの内容も大切だが、文字の大きさもとても大切
  • 多少コメントを減らしてでも、読める文字のサイズで編集する
  • 具体的な文字のサイズ指定はなく、コメントの文字数を20文字程度で考えると概ねOK

コメントについて詳しく調べる

プロフィールムービーの文字の大きさを大きくして見やすくするためには、短くまとめられた簡潔なコメントがとても大切になってきます。

コメントを考える時に以下の記事も参考にすることができます。

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文字の色や輪郭線や影で見やすくする

文字が見づらい時、文字の色を変えたり、影や輪郭線を加えるというのも文字を見やすくする1つの有効なアイデアです。

先生の見解

文字を太くしてさらに影も加えることで、さらにくっきりと見やすくなっていますね。

テレビやモニターで見たときには多少カッコが悪いかもしれませんが、披露宴当日の文字の見やすさを考えるとこの文字の編集方法もありです。

文字を見やすくできる編集技法

文字を読みやすくするために調整できる色に関連した調整には以下のようなパターンがあります。

  • 文字の色を背景の色と大きく変えて見やすくする(背景が黒なら対極の白が最も見やすい)
  • 文字の輪郭線に別の色を加えて2色を使った文字にする
  • 文字の影として色を加えて、文字を浮き立たせるようにして目立たせる
  • 文字の背景にザブトン(帯)を加えて、背景の写真と色を分離させてコメントを見やすくする

これらは文字の色に関連した編集上のテクニックですが、ポップな印象になったり、帯を入れる場合などにはコメント以外の写真の領域が少し隠れてしまうなど、それぞれにデザイン的な特徴があります。

自分が利用する動画編集ソフトではどの編集が出来るのか、という点も関係してくるので、文字の背景に帯を入れることが出来ないという事も編集ソフト次第でよくあります。

文字を単色でそのままポンと配置するだけでは、写真の色と重なって読めなくなる問題に遭遇する可能性が高まりますので、その点は注意しましょう。

披露宴会場で見ることを意識して編集する

家のテレビやパソコンの画面で読むコメントと、プロフィールムービーを上映する披露宴会場のスクリーンでよむコメントとでは、見え方がかなり異なります。

パソコンのモニターやテレビ画面は、画面そのものが発光して表示されているので文字の輪郭もとてもくっきりしていてはっきりと識別できます。

しかし結婚披露宴会場では、プロジェクターを使って数メートルから数十メートル離れた位置からスクリーンに映像を投影する為、テレビやモニターでみるほどくっきりとした見え方にはなりません

若干ぼやけた印象になる会場もありますので、テレビやモニターで文字をしっかり読めるからといっても、決して安心しないでください。

披露宴会場での文字の見え方を確認する

文字の見え方も含めて、プロフィールムービーの上映を成功させるための最も有効な手段は、披露宴会場で実際に試写してみる事です。

大抵の結婚式でプロフィールムービーはどんなに遅くても挙式の1週間前までの会場に届けるように言われますが、それは試写からの修正の時間を確保する為でもあります。

特に自作の方は、会場で試写しようと思ったらDVDが正しく作れていなくてDVDプレーヤーで再生が出来なかったり、セーフゾーンに関する理解が欠けていたためにスクリーンで見たら文字や写真の1部分が切れてしまっていたりと、(素人にとっては予想外に思える)問題に遭遇することがよくあります。

プロフィールムービーの文字の大きさや色に関する問題も、会場での実際の上映チェックで見定めることが出来ますので、是非とも本番の会場での試写は欠かさずに行われることをお勧めいたします。

プロフィールムービーの文字のサイズと色をよく確認しましょう

プロフィールムービーは文字のサイズと色の関係を間違うと、披露宴会場でコメントが読めない・読みづらいという問題にもつながります。

最近のプロジェクターは解像度や光の量もとても強くなっていて性能が上がっているので、上映機材に関連したトラブルは少なくなってきている傾向がありますが、編集上の文字の問題に関しては編集される方が最後まで責任を持たなくてはいけません。

文字に関する問題を出来るだけ回避するためにも、会場での試写は欠かさずに行うように注意しましょう。

テレビやパソコンでの見え方と、披露宴会場でのスクリーンに投影した時の見え方は少し違うという点は覚えておきましょう。

さらにプロフィールムービーの文字の大きさ以外にもゲストに楽しんでもらうためにはプロフィールムービーの構成についてもしっかり考慮する必要があります。

プロフィールムービーの構成や自作については以下の記事で詳しく取り上げられています。
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結婚披露宴会場でも文字がしっかり読める、伝わるプロフィールムービーが完成するといいですね。

素敵な結婚式当日をお迎えください。

Posted by nonnofilm on 2022年11月28日